一万と二千行
お仕事で書いているスクリプトの行数がいつのまにか12000行を超えていた。
2年前に作ったときはそれほどでもなかった。5000行くらいだったはず(それでも長いけど)
それが仕様変更を繰り返し、項目が増えるにつれ、プログラムは長くなっていった。
特別仕様、と言ってはイレギュラー処理を入れるものだから、プログラムはどんどん読みづらくなる。
プログラム自体の行数が多過ぎて、全体の見通しが悪くなる。
だからコメントも最小限にとどめた。コメントの管理だけで大変なことになりそうだったからだ
分割すればいいんじゃない、と言われるけれど、12000行で一つの処理なので分割しても仕方ない。
他で使える処理は既に分けてあるし...
仕様変更多数、コメント無し、イレギュラー処理の嵐。
…いまやもう、私以外誰も触れないのではないかというプログラムになってしまった。。。
今回、このプログラムの仕様変更依頼が来たとき、
この仕事を他人に振って別件の仕事に力を入れろ、と上司には言われた。
納期2週間、と言われているのに(しかも私ですらその期間で終えられるかどうか分からない)
まず仕様を理解してもらい、根気強くソースを読んでもらって、そして修正…無理だ。
そもそも12000行を読ませるのが忍びない。
(しかもそのスクリプトの他に5000行クラスが10本近くある笑)
もっと短くならないのか、何か方法は無いのか、とよく言われるのだけれど
2年間、トライ&エラーを繰り返した結果が12000行なのであって、何一つ抜けても仕様が破綻する。
私が死んだらどうなるんだろ。
人命やお金に関わるスクリプトじゃないことが救いだなぁ