開発費用

システム開発費用のうちのほとんどは人件費だというけれど
最近それを実感している。

以前、個人的な依頼でシステム開発をしたことがある。
卒業した大学の先生からの依頼。
発注:1人 / 調整・サーバ準備:1人(先生) / プログラム開発:1人(私)
計3人体制、期間は1ヶ月程度。
小規模だということもあるけれど、メールでのやり取りもスムーズに運び、開発はサクサク進んだ。
プログラムのみで、仕様書、テスト結果等ドキュメント類は無し。
費用はプログラムだけで20万(1年後に改修作業があったのでさらに20万)
ちょっとしたおこづかいには十分な額だ。


この開発を企業に発注するとどうなるだろう。
まず、開発費用に対する責任。成果物に対する責任。
様々な仕様書、サーバの手配、試験、打ち合わせ、調整。。。
いろんなものが折り重なって、桁が1つ変わるのではないだろうか。

果たしてこれはいいことなのか悪いことなのか。
「責任を誰かに押し付けるための仕事」が今の仕事の大半をしめている気がして、うんざりする。
もっと、純粋に、開発作業だけをやりたい...